スーパープリント特徴
- 名刺とハガキ印刷専門
- 圧倒的低価格
- 高品質オフセット印刷
- 76種類の用紙
- 31種類の加工
- 返品/返金保証
- 全国送料無料
- 完全データ入稿
- オンライン校正
- 納期は1週間以上
- 親切サービス
- 代表者の運営ポリシー
(詳しくはショッピングガイド参照)
コンタクト情報
名刺のフォントはどの書体を使うのが良い?
Training.Ⅴ 名刺
- Day22. 印象に残る名刺の作り方とその重要性
- Day23. 名刺に掲載すべき情報とは?
- Day24. 名刺をデザインする際に意識すべきポイント
- Day25. 名刺のデザインする際に役立つ素材集
- Day26. 4つの選定基準で見極める名刺印刷業者の選び方!
- Day27. 鉄則!これだけは守りたい名刺交換のマナー
- Day28. 押えておきたい名刺の正しい保管方法
- Day29. 名刺に顔写真やイラストを入れるメリット
- Day30. 名刺の裏面は何を書く? 他社との差別化を図るには
- Day31. 英語版の名刺の作り方とコツ
- Day32. 海外における名刺交換のマナー
- Day33. 名刺のフォントはどの書体を使うのが良い?
名刺に使用するフォント(書体)について、じっくりと考えてみたことがあるでしょうか。一般的に使われる書体はどれなのか、書体を選ぶ基準はあるのかなど、名刺を作るときに知っておいたほうがいいポイントがいくつかあります。ここでは普段、意外に見過ごされがちな名刺の書体について解説します。
フォント(書体)選びをきちんとしなければならない理由
ビジネスマンにとって名刺は「顔」のようなものです。名刺から受けるイメージは、しばしばその人自身の印象にも影響を与えるものです。そして名刺のデザインも関係ありますが、使用されているフォントもまた名刺のイメージを大きく左右します。名刺から伝えたいイメージは信頼感なのか、躍動感なのか、ユニークさなのか、フレッシュさなのか……といったことによって、選ぶべきフォントも違ってきます。まずこのことを頭に入れておきましょう。
名刺作成のときに使うおすすめ書体
名刺印刷の世界では、フォントのことは書体と呼ばれることが多いので、ここからはそれに習うことにします。なお、フォントは一般的にコンピュータ上で扱う文字の種類のことを指します。名刺によく使用される書体には明朝体、ゴシック体、楷書体の3種類があります。それぞれの特徴や、どんな職業に合う書体なのかを紹介しましょう。
明朝体
縦線が横線より太いのが特徴の明朝体は、もともと可読性が高いことで知られ、小説などでも使われるオーソドックスな書体です。与える印象には堅実、繊細、優雅、上品、知的といったものがあります。この明朝体は、弁護士、税理士などの士業、医療関係者、教育関係者など、いわゆる堅い職業に合う書体です。企業でも、堅実さ、伝統などを前面に出したいときに使用されることが多いでしょう。公務員の名刺も多くは明朝体です。縦書きでモノクロの名刺が最も伝統的なスタイルですが、横書きカラーの名刺でも使われることはあります。
ゴシック体
線の幅がすべて均一なことが特徴のゴシック体は、視認性に優れていることで知られ、雑誌記事のタイトルや見出しなどによく使われる書体です。与える印象はポップ、柔軟、親しみやすい、元気、カジュアルなど。デザイナー、イラストレーター、スタイリストなどのカタカナ職業の人は、大半がゴシック体を使った名刺を使っているはずです。企業でもIT企業、アパレル系、外資系などはゴシック体が多いでしょう。横書きの名刺に使うのが一般的ですが、縦書きの名刺でゴシック体ということもあります。
楷書体
楷書体は入り、抜き、止めなど筆のタッチを取り入れつつ、筆を一画ごとに離して書き、整然としたまとまりを持たせた書体です。明朝体の原型ともいえ、明朝体よりももっと和のテイストを感じさせます。老舗の企業やお店の名刺に使うと伝統や風格といったイメージを伝えることができます。クールジャパンのように、あえて日本的なスタイルを強調したい場合にも活用できます。楷書体は縦書きの名刺にフィットするでしょう。
文字の太さはどうする?
同じ明朝体、ゴシック体、楷書体でも、実際にはいくつかディテールの異なる書体が存在します。また、文字の線の太さを変えるだけでも、それぞれ違った印象になります。明朝体は文字を細くすれば都会的で洗練されたモダンなイメージに、太くすれば力強く堂々として男性的イメージになります。ゴシック体は細くすれば現代的でシャープ、女性的なイメージに、太くすれば力強く頼りになり、ユーモラスなイメージになります。楷書体はそのまま、太筆で書いたか、細筆で書いたような見た目になります。(ただ、あまりに細い文字は、綺麗に印刷されないこともありますので、文字サイズとのバランスに注意してください) こうした文字の太さにも注目してみましょう。自分の名刺に合う書体を、幅広いバリエーションから選択することできます。
それぞれの書体が持つ特徴やイメージを知っていれば、どの書体を選ぶべきかを考えるときの目安になるでしょう。実際に同じ業界の人が持っている名刺にはどんな書体がよく使われているのか、調べてみるのもいい方法です。もちろん、あえて多数派とは逆の書体を選んで、個性を出すというのも一つの選択肢。自社の名刺を作る際の参考にしてください。